「EMARF」ハッカソン開催 〜デザインテンプレート開発レポート〜 2019.11.03 「EMARF」ハッカソン開催 〜デザインテンプレート開発レポート〜 2019.11.03 report オーダーメイド家具をオンデマンドで地域生産するためのWEBアプリケーション「EMARF」のテンプレート開発のためのハッカソンを社内で開催いたしました! 10月14日の第一部では「デザインテンプレート製作」を行い、22日には第二部「切削と考察」を行いました。今回は、全2回を通してエンジニアのKさんが開発したテンプレート「パソコンラック」をご紹介します。 今回のテーマは、「何かをしまうことに特化した収納」。ということで、参加者のエンジニアメンバーは事前にそれぞれの身の回りのフィールドワークを行い、「何が問題なのか」「どこに何が必要なのか」を考え、アイディアシートを作成。当日持ち寄りました。 *エンジニアのHさんのアイディアシート *エンジニアのTさんのアイディアシート *エンジニアのKさんのアイディアシート これまで、エンジニアのKさんはパソコンを置く台を百円ショップの本立てで、そしてそのコードを収納する箱をダンボールで代用していました。ですが、それでは耐久性もなく、本来の用途と異なっているため利便性に欠けていたそう。 自分のニーズにあうものを街の家具屋さんで探してみたこともありましたが、見つけることができていなかったのです。 ということで、今回のハッカソンを機に、パソコンを置くこともできて、コードも収納できる。その両方を兼ね備えた収納グッズを製作することにしました。 アイディアシートを元に、モデリングツール<Grasshopper>に組み込んだ「EMARF」のオリジナルコンポーネントを使ってテンプレート製作を開始し、その後「EMARF」で読み込み。以下の写真はその比較画面です。Grasshopper上で特定の値で作成したデザインが、「EMARF」上ではパラメトリックにサイズを調節することが可能になりました。 今回のハッカソンの目的に、テンプレートの開発に加え、エラーや整合性の確認等がありました。つまり、①Grasshopper上でデザイン→②「EMARF」上で変換→③ShopBotで出力した時に、正常に動作するか、挙動はないか、などの確認です。 一連の確認を終え、ShopBotで出力した作品がこちら! ▲Before/ After デザインにコードを収納する機能を組み込むことで、机の上がすっきりし、作業がしやすい環境をつくることができました!木を使っているので、耐久性にも優れていると大満足。 現在「EMARF」上に組み込まれているデザインテンプレートは、スツール・テーブル・棚の3種類のみですが、今回のように様々なテンプレートを開発し「EMARF」に組み込んでいくことで、より一人一人の住まいにあった環境をつくることができるようになります。 今回は社内での開催でしたが、今後は一般の方もご参加いただけるよう企画していきますので、ぜひご注目ください! NEWINDEXOLD
オーダーメイド家具をオンデマンドで地域生産するためのWEBアプリケーション「EMARF」のテンプレート開発のためのハッカソンを社内で開催いたしました! 10月14日の第一部では「デザインテンプレート製作」を行い、22日には第二部「切削と考察」を行いました。今回は、全2回を通してエンジニアのKさんが開発したテンプレート「パソコンラック」をご紹介します。 今回のテーマは、「何かをしまうことに特化した収納」。ということで、参加者のエンジニアメンバーは事前にそれぞれの身の回りのフィールドワークを行い、「何が問題なのか」「どこに何が必要なのか」を考え、アイディアシートを作成。当日持ち寄りました。 *エンジニアのHさんのアイディアシート *エンジニアのTさんのアイディアシート *エンジニアのKさんのアイディアシート これまで、エンジニアのKさんはパソコンを置く台を百円ショップの本立てで、そしてそのコードを収納する箱をダンボールで代用していました。ですが、それでは耐久性もなく、本来の用途と異なっているため利便性に欠けていたそう。 自分のニーズにあうものを街の家具屋さんで探してみたこともありましたが、見つけることができていなかったのです。 ということで、今回のハッカソンを機に、パソコンを置くこともできて、コードも収納できる。その両方を兼ね備えた収納グッズを製作することにしました。 アイディアシートを元に、モデリングツール<Grasshopper>に組み込んだ「EMARF」のオリジナルコンポーネントを使ってテンプレート製作を開始し、その後「EMARF」で読み込み。以下の写真はその比較画面です。Grasshopper上で特定の値で作成したデザインが、「EMARF」上ではパラメトリックにサイズを調節することが可能になりました。 今回のハッカソンの目的に、テンプレートの開発に加え、エラーや整合性の確認等がありました。つまり、①Grasshopper上でデザイン→②「EMARF」上で変換→③ShopBotで出力した時に、正常に動作するか、挙動はないか、などの確認です。 一連の確認を終え、ShopBotで出力した作品がこちら! ▲Before/ After デザインにコードを収納する機能を組み込むことで、机の上がすっきりし、作業がしやすい環境をつくることができました!木を使っているので、耐久性にも優れていると大満足。 現在「EMARF」上に組み込まれているデザインテンプレートは、スツール・テーブル・棚の3種類のみですが、今回のように様々なテンプレートを開発し「EMARF」に組み込んでいくことで、より一人一人の住まいにあった環境をつくることができるようになります。 今回は社内での開催でしたが、今後は一般の方もご参加いただけるよう企画していきますので、ぜひご注目ください!