木NINARU BLDG.内コワーキングスペース『TREE BASE』
●札幌『木NINARU BLDG.』内コワーキングスペース『TREE BASE』 (内装設計)
札幌市における中大規模木造建築ブランド「with TREE」の新築プロジェクトに入居するコワーキングスペース『TREE BASE』の内装デザイン。木質ハイブリッド集成材を使用した木のぬくもりを感じられる空間とともに中大規模建築の木造化・木質化を通じて脱炭素社会の実現をめざす建築のコンセプトに合わせて、これまでVUILD PlaceLabが提案してきた、異なる形状や高さのモジュールを組み合わせる「タウンユニット」を核にした空間デザインを提案した。吹き抜け空間には「タウンユニット」を採用することで、3種類の高さの違うモジュールユニットを組み合わせることで多様な居場所やコミュニケーションが生まれるきっかけとなる場に。天板にはファニチャーリノリウムを使用し、柔らかさと親しみやすさを演出した。また、パズルのようなオフィステーブルは、自由度の高い組み合わせが可能であり、利用シーンに合わせて変化することができるようにしている。さらに、キッチンの腰部分には3D切削したボロノイパネルを採用し、木のぬくもりとデジタルで生み出される新しいデザインを両立している。
プロジェクト情報
クライアント |
Beppo corporation |
期間 |
2023年3月~2024年4月 |
内装設計 |
VUILD株式会社(黒部駿人、宇都宮惇、金子俊椰、木村玲大) |
施工 |
三五工務店 |
什器設計 |
VUILD株式会社(黒部駿人、宇都宮惇、金子俊椰、木村玲大) |
什器製作 |
VUILD、35design |
写真 |
Hayato Kurobe |