乃村工藝社パビリオン
                乃村工藝社様が描いたシェル構造の基本概形を、デジタルファブリケーションによって実現可能な幾何学に落とし込むための実施設計をVUILDが担当した。
全体形状を3角形の面に分解していき、それらの面の重心に3本の梁が交差するように計画している。3本の梁が交わる接合部には、アスタリスク状のパーツがついており、このパーツが交点の開きを防止し、強度を向上させている。この上に、3角形の面材パネルが付く事によって全体が構成されている。つまり、遠くから見ると全体的には一体の曲面のように見えるが、実際には小さな木材同士が組み合うことで出来上がっている。これは、弱くて小さな部材を用いて大きくて強い構造を作りあげた日本伝統木造に通ずる在り方である。
                                                  プロジェクト情報
                                
                  
                                          
                        | クライアント | 
                        乃村工藝社 | 
                      
                                            
                        | 仮説設置場所 | 
                        SCビジネスフェア@パシフィック横浜 | 
                      
                                            
                        | 用途 | 
                        展示スペース | 
                      
                                            
                        | 企画/プロデュース/施工監理/プロジェクトマネジメント | 
                        乃村工藝社   | 
                      
                                            
                        | 基本設計/クリエイティブディレクション | 
                         NOMLAB(乃村工藝社)  | 
                      
                                            
                        | 構造検討 | 
                        構造計画研究所  | 
                      
                                            
                        | 実施設計/構造設計/部材加工 | 
                         VUILD株式会社 | 
                      
                                            
                        | VUILD協働  | 
                        yasuhirokaneda STRUCTURE   | 
                      
                                            
                        | 現場設置 | 
                        高千穂プロダクツ | 
                      
                                            
                        | 金物製作 | 
                         株式会社ヒラミヤ | 
                      
                                            
                        | 写真 | 
                        Hayato Kurobe |