Serendie Street Yokohama茶室
三菱電機株式会社の、社内外の多様な人々が集まるオープンな共創空間「Serendie Street Yokohama」のためにつくられた茶室。
この場所の象徴であるセレンディの頭文字”S”を分解し、再構成したモチーフでデザインを組み立てた。
具体的には、Sの字で切り抜かれた面材の密度を連続的に変化させることで、建具の開放感を視覚的にコントロールしたり、柱断面をSの字の一部で凹型にくり抜くことで、手触りや触覚に訴えるディテールを作り上げた。
デジタルファブリケーションの技術を使って、身体的な親密さと視覚的な解放感を併せ持った、現代ならではの茶室を提案した。
プロジェクト情報
| 所在地 |
三菱電機株式会社 DXイノベーションセンター |
| 用途 |
茶室 |
| 設計 |
VUILD 担当/黒部駿人、風祭あゆみ、長岡勉 |
| 構造 |
yAt構造設計事務所 |
| 施工 |
VUILD |
| 現場施工協力 |
楽工隊 |
| 構造 |
木造 |
| 茶室床面積 |
9.86㎡ |
| 庇投影面積 |
16㎡ |
| 設計 |
2024年5月~2024年11月 |
| 工事 |
2024年11月~2024年12月 |
| 竣工 |
2025年1月 |
| 写真 |
Hayato Kurobe |